熟年離婚の回避を自分は心配しなければならないか？
熟年離婚の回避術なんて気にしない、マスコミの作り上げた言葉だと思っている男性、夫のみなさんは、すでに「熟年離婚原因チェックリスト」項目のひとつに、ひっかかります。熟年離婚は団塊世代や働き者の男性に実は忍び寄ってきています。熟年離婚の回避できるのは本日、たった今からの心がけ次第。自分には関係ないと思わず、チェックしてみませんか。
（離婚回避チェック）妻を名前で呼んでいるか？
あなたの妻はどんな方ですか？分かります？もういちど見直してみてください。憶測でなく、毎日どうやって過ごしているか、ご存知ですか？「お母さん」と呼んでいる人は、要チェック。お母さんは役割で、名前ではありません。そして、子供のお母さんの役割はあっても、あなたのお母さんではないはず。お世話を焼くのは当たり前の感覚は、間違いなく妻に伝わっていて、心の中では「私はあなたのおもりじゃあない」とつぶやいているかもしれません。夫婦２人の会話のときにも「お母さん」て呼ばないでください。「オイ」は論外です。
（離婚回避チェック）妻に「ありがとう」と言っているか？
「ありがとう」感謝の気持ち、いい言葉です。日ごろから言ってないとなかなか口に出ない言葉。でも妻にありがとうということは本当に大事なんですよ。新聞をとってきてくれる、浴室をあがるときにタオルが用意してある、朝に夜に食事が用意されている、寝室に行けば布団の用意がしてある。。。。。ね、ひとりでに出来なくて自分がしていないことは誰がしてくれているんでしょう？「あ、ありがと」なんてちいさな言葉からでよいので口に出してください。口に出さないと伝わらない気持ちってありますよ。だけど「いつもすまないね・・・」なんて声かけは×。愚痴や喧嘩の火種になってしまうんです。いわないで我慢してきたことまでどっと噴出して、最悪です。
「夫の世話や親の介護は妻の務めだ」「妻が健康によい食事を作ってくれるのは当然だ」「妻は夫の仕事をバックアップしてくれるものだ」・・・・・はい、はい、はい。夫のリタイアは妻のリタイアになるタイプですね。論外。
（離婚回避チェック）妻をほめているか？「かわいいね」と言っているか？
「きれいだね」は×なんです。髪型や服装をほめてもだめなんです。お酒の席の女性とは違うんですね。下手なほめ言葉だって、お客様に文句を言うはずがありません。妻に使う一番のほめ言葉は「かわいいね」です。かわいくないからムリなんて言わないように。しぐさや、頑張っているところ、ちょっと間抜けで思わずふきだしてしまうところなんかを「かわいいね」とほめてください。ほめたことなんてない・・・・・・かしら。頑張って。
離婚回避チェックいかがでしたか？
離婚回避チェックいかがでしたか？意外と難しい？簡単？でもどれも今からできることばかりですので、即実践をオススメします。堅苦しく感じられるかもしれませんが、それだけ今まで感謝を妻につたえていないわけです。ここにあげたのは基本中の基本ですか。チェック項目にひとつでも当てはまる方は油断大敵、それ以上は・・・要注意!!です。
うんざりするような窮屈な気持ちになってしまった方もいるかもしれません。面倒だと。ただ、仕事の場を振り返ってみててください。仕事でいい関係を築くにも感謝の気持ちを相手に伝えたり、相手に気持ちよく働いてもらうように、一言添えるなんてことはたくさんやってこられた方々と思います。そういう方とは仕事もしやすいし、また組もうと考えますよね。その相手を妻に広げるということです。そんな観点からもう一度見直してみてください。
べったり寄り添えということでもありません。距離感はあって大丈夫。家というのは今まで守ってきた妻のお城でもあります。１日一緒にいられたら妻は居心地が悪いです。妻は思っています。「自分で出歩いたり身の回りのこと、もう少ししてくれないかしら･･･」って。夫の定年後に妻の方が仕事が増えないようにを心がけてみてください。
熟年離婚の原因はごく身近なところから原因になりやすいんです。お昼の食事の用意をするのを想像するだけでウンザリしている妻もいます。距離感を保てるように、料理に取り組んでみたり、今までの自分に出来なかったことで、これからの自分の身の回りに役立つことを身に着けておくのもありです。
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