介護保険で住宅改修する場合を考えて見ましょう

介護保険には住宅改修費の支援対象になるものとして、手すりの取り付けや段差をなくす、階段の滑り止め、引き戸に変更する工事などの住宅改修があります。介護保険でその費用を上限を20万円(自己負担1割)で申請により受けることが出来ます。

60代以降の年齢では、骨密度が減少し、骨がすかすかの状態になっていくことで、骨折しやすくなります。骨折した場合には、治りにくいこともあり寝たきりになってしまうことも多く、予防したいものです。介護保険では在宅介護を受ける人が、転んで骨折してしまって寝たきりになってしまわないよう支援するサービスとして住宅改修費用を受けることが出来るのです

介護保険で家のどこを住宅改修するか検討しましょう

介護保険で受けられる住宅改修費は原則1回きりで20万円まで(自己負担1割あり)です。

介護を受ける側の人の立場にたって、住宅改修プランを検討しましょう。特に排泄へのこだわりは大切です。自分で排泄できる方は這ってでも自分でトイレへ行きたいもの。その場合、手の届かないところに手すりを設置しても「絵に描いた餅」にしかなりません。そんなときは室内の段差を見直す改修を選びましょう。脳梗塞で倒れられた方の原因には、各室内の温度差が影響することもあるようです。トイレや脱衣所の寒さに気をつけましょう。介護される方の残された心身の機能をよく見極めて、生きがいのある生活をサポートできる費用となるといいですね。

介護保険の住宅改修費は前述の通り原則1回です。但し、介護認定の更新で要介護度が上がった場合や、転居された場合などはまた新たに1回の住宅改修費用が認められます。ケアマネージャーさんも気の回らない分野であることもあるので、介護する側からも申請を働き掛けていきましょう。

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